1学期後半の年長組の生活
気がつけば、1学期も残すところ後わずかとなりました。
年長組は、この1学期本当にいろいろなことに取り組んできました。
まとめて、1学期後半の生活の様子をお伝えします。
**カブトムシ**
5月の終わりにいただいたカブトムシたちが、たまごを産みました。
カブトムシともいっぱい遊んだので、子どもたちと話し合って森に帰すことにしました。
カブトムシを何個かのケースに分けて、みんなで順番にケースを持ちながら森へ向かいました。
カブトムシを一匹ずつ木に帰し、みんなで見送りました。
**梅ジュース**
梅の季節になり、子どもたちも去年のことを思い出して「梅ジュース屋さんがしたい!」という声が聞こえてきました。
玄関前に梅の実を採りに行きました。
時期が遅かったのでたくさんは採れませんでしたが、採れた実を大事に持って帰りました。
子どもたちと一緒に梅シロップを漬けて、シロップが出てくるのを毎日楽しみにしました。
そろそろいいころ合いを見て、梅ジュースパーティーの計画をたてました。
梅ジュースパーティー当日、自分たちでジュースやジャムを好きなだけ食べました。
いつもと違う雰囲気を満喫しました♪
**お当番活動**
給食が始まると「誰が給食配るの?」という声が聞こえるようになり、みんなでお当番の活動を考えました。
テーブルを拭く、給食を配る、ごあいさつをするなど張り切ってお当番活動をしています。
**野菜の収穫**
雨に恵まれ、野菜たちもぐんぐん大きくなりました。
花が咲いたり、実が大きくなってくると友達同士で伝え合ったり、見に行ったりしていました。
子どもたちと大きくなった野菜を見つけて一緒に収穫して、クラスに持ち帰ってみんなで見たりしました。
そのあとどんな風に食べたいか子どもたちと相談して、塩きゅうりにして食べました。
苦手な子も自分たちで育てた野菜を少し食べてみました。
ほかの野菜も残さず食べています。
小さい組にも野菜を届けました。小さい子どもたちも畑の野菜を見ていたので、実際に食べることができて喜んでいました。
**七夕飾り**
障子紙と絵の具を使って、自分オリジナルの紙を染めました。
その紙を使ってお願い事を書いたり、飾りを作ったりしました。
一文字一文字思い出したり、まねをしながら頑張って書き上げました。
いくつかの見本から好きなものを選んで、飾りもいろいろ作りました。
みんなのお願いかなうかな…?
**第2回防災訓練**
あいにくの天気でしたが、初めて階段を使ってホールに避難をしました。
「おはしも」の約束を守って、速やかに避難し、ホールに整列することができました。
防災頭巾も上手にかぶり、そのあとの園長先生のお話も聞けました。
さすが年長さんですね!
**おせんべいパーティー**
畑で採ったピーマンとナスをみんなで焼いて食べることにしました。
七輪に炭を入れて火をつけて、うちわで扇ぎます。
なかなか火が付きませんでしたが、みんなで順番にうちわで扇いでやっと火が付きました。
網の上にピーマンとナスを置いて焼きました。
待ち切れずに何度も何度もひっくり返しながら、焼けるのを待ちました。
苦手な子も、みんなと一緒にお祭りみたいな雰囲気の中で挑戦してみました。
野菜の次はおせんべいを焼きました。
焦げないように数を数えたりしながら、みんなで順番にひっくり返しながら焼きました。
真っ白でぺっちゃんこな生地が、こんがり焼けておいしいおせんべいになる様子を見て、びっくりしていました。
焼けたおせんべいは醤油をぬって、みんなが食べられるように小さく割って、のりで挟んだりして食べました。
初めて自分たちで焼いたおせんべい、おいしいおいしいと食べる手が止まらない子どもたちでした。
おいしく焼けたおせんべいを小さいクラスにもお届けに行きました。
空っぽになったトレーを持って、2階までお礼を言いに来てくれました。
「どういたしまして」という子どもたちの表情はとても誇らしげに感じました。
そんなやり取りも楽しそうでした♪
あっという間の1学期でしたが、少しずつ年長組での生活にも慣れ、だんだん自分たちで楽しむだけでなく小さいクラスになにかしてあげることに喜びを感じてきました。
これからも子どもたちと一緒に楽しいことを見つけていく園生活にしていきたいと思います。