みかん屋さん
柿の収穫が終わり、次に気になるのはみかんの収穫です。「オレンジ色になってきたよ」「いつ採るの?」など子ども達からも聞かれるようになりました。今年のみかんは、とにかく大きいのです。そして、数もたくさんなっています。
11月22日(金)年長さんがみかんの収穫をしました。一番大きいのを採りたいと一生懸命見上げている子もいました。大きいみかん、ちょっと小さいみかんとカゴの中に分けていきました。
早く食べたい気持ちもあるけれど、昨年の経験からみかん屋さんをやる気十分の年長さんです。まずは、収穫してからみかん屋さんの予定をたてました。
みかん屋さんには、「何が必要かな」「どんな役割があるかな」などをクラスみんなで話し合って考えました。
11月27日(水)年長さんみんなで、机を運んで並べたり、バンダナを被ったり準備を整えます。
まず、収穫したみかんをきれいにタオルで拭いて、皮を剥きます。大きいみかんなので、少しずつ頑張って剥いていました。
小さい子が食べやすいように、白いスジを取って、一房ずつに分けて、トレーにきれいに並べます。
これでやっとお店に並びます。
いよいよ"みかん屋さん開店"です。
みかん屋さんの噂を聞きつけて、すでにたくさんの子ども達が集まっていました。
一房ずつみかんをもらって、ホール前の階段に座って食べました。冷たくて、甘酸っぱくて美味しいみかんでした。
出張販売も始まりました。おかわりの声を聞くと持ってきてくれます。何度も何度もおかわりする子もいます。
いつもお世話になっている関根さん。お庭の手入れや壊れた物の修理など何でも直してくれる青い服のおじさんにも、「はい、どうぞ」
「まだ食べてない人はいませんか?」畑さんを見つけて、みかんを振舞いました。
自分たちが食べることも忘れて、一生懸命お店屋さんをやってくれた年長さんも、ちょっと休憩タイム。
みかんをパクパク。
幼稚園中がみかんの香りに包まれた一日でした。
年長さんはそのあと片付けまでしっかりとやってくれました。
さすが、年長さんですね!ありがとうございました。