梅仕事から梅ジュースパーティーまで‥
6月の初め、大学の正門を入ってすぐの所にある梅の木に梅の実がなっています。ここにもあそこにも‥たくさんの実がついています。
気の早い子どもからも、「梅ジュース屋さんしたーい」との声も聞こえてきたので、それぞれのクラスの都合に合わせて、梅とりに出掛けました。
最初は、しろ組さんです。必要なものは、梅の実を落とす長い棒とバケツです。
早速、梅林に入っていきます。「あった!」一生懸命見上げながら指さしていました。
手を伸ばせば、取れそうな所にも実がたくさんなっていたので、急遽脚立を持ってきて取ることにしました。
余りにたくさんあるので、まだまだ取りたくなってしまいますが、持ってきたバケツはみんな梅でいっぱいです。
みんなで力を合わせて、幼稚園まで運びます。途中で休憩しながら、頑張って運びました。
少し日にちが空きましたが、今度はあお組さんが梅とりに行きました。今度は、最初から脚立も持って行きました。
しろ組さんがたくさん取っまったけど、まだまだ梅の実はありました。
自分でも取れそうな所をみつけて、脚立にのって取るのが人気です。
幼稚園に持ち帰って、早速外の水道で洗って乾かします。
乾いた梅の実に残っているヘタを爪楊枝で取ります。
その後は、なるべくきれいな梅を選び、痛んでいる所は取り除いたりして、冷凍しておきます。
数日後、コチコチに凍った梅と氷砂糖を大きな瓶の中に交互に入れて、本格的に梅シロップにします。
あとは見守ることが仕事。時時、瓶を揺すって氷砂糖が溶けやすいようにします。でも、大きい瓶は重かったね。
だんだんにシロップに色が付いてきました。
そろそろ、美味しい梅シロップが出来上がった頃です。
シロップの中から梅だけを取り出して、今度は梅ジャム作りです。取り出した梅の実を果肉と種に分けていきます。
なかなか果肉が取れなくて、園長先生もお手伝いしてくれました。その後は、先生たちがジャムにしてくれました。
準備が整ったので、まずは年長さんから『梅ジュースパーティー』をすることにしました。梅シロップをお水で割った梅ジュースとクラッカーに梅ジャムをつけて食べることにしました。
7/4(金)あお組、しろ組が順番にお店屋さんとお客さんを交代で楽しみました。
「甘くて酸っぱくて冷たくて美味しーい❤️」そんな声がたくさん聞こえてきました。グー👍サインを出している子もいます。梅ジャムとクラッカーで特別感が増していました。
どちらの組も、とても上手にお店屋さんをしていました。接客もとてもスマートでした。子ども達の心の中では、「次は小さい組さんに‥」という思いが膨らみます。
そこで、小さい組との梅ジュースパーティーは、14(月)に決まりました。前日にみんなでパーティーチケットを届けに行きました。
パーティー当日、小さい組のも子ども達も待ちきれず、2階の部屋までやってきました。準備を整えて、お客さんを迎えます。
こちらは、お部屋までお迎えをしていました。
年長さんの手厚いおもてなしを受けて、少し緊張気味の子もいました。
ジュースを入れてもらって、ベランダのお席に案内してもらうと、2階からの眺めに大興奮でした。
冷たーいジュースを飲んで、夏の暑い日が少しだけ爽やかになりました。年長さん、いつもありがとうございます。