6月2日 年長親子で遊ぶ日
心待ちにしていた「年長親子で遊ぶ日」。
予報でも100%の雨マークとなり、雨バージョンのプログラムとなりました。3年前から「親子で遊ぶ日」という行事を始めてから、初の雨プロです。
晴れだったら、子ども達と遊びの達人「かないっちょ」とで園庭に縄の遊び場を作るところから始まるのですが、雨のためそれができなかったことが一番悔やまれます。
子ども達は、朝からかないっちょの来園を「まだかな~」と首を長くして待っていました。かないっちょが来ると、アッという間に子ども達が集まってきて、気が付くと、 幼稚園中を案内して回っていました。
「ここが きぐみだよ~」 き組の子ども達も「誰だろ~」と興味深々でした。
保護者の皆様には、昼前にホールに集まってもらい、そこに子ども達が合流しました。
みんなで集まったところで、先生からお話をして、かないっちょのこともご紹介しました。
その後、ホール、玄関ホール、2階の保育室の好きな場所でお弁当を食べました。
みんなで「ごちそうさま」をしてから、どこでどんな遊びができるかの説明を聞いて、親子でそれぞれの場所に移動です。
もも組では、泥粘土の山が用意されていました。
すぐに靴を脱いで裸足になって取り組む子ども達の姿を遠巻きに見ていた大人もそのうち裸足になって、泥粘土の感触を全身で味わいました。
霧吹きで水をかけるとすべり易くなって、スルッと滑る感じ、そのスリルを楽しんでいました。
あか組では、手を使って、芸術作品を作りあげていました。
すみれ組の前のベランダは、お茶づくりのコーナー。
葉っぱに水分を加え、すり鉢とすりこぎを使って擦っているうちに、緑色の液体ができあがります。
「飲めるんですか?」という質問が出るくらい本物みたいなお茶を漏斗でペットボトルに詰めました。
ホール脇のベランダは、シャボン玉のコーナー。
晴れていれば、園庭で広々楽しめたのに…
狭いところでひしめきあって、ベトベト、アワアワになって取り組みました。そのコーナーにずっと居続けた人もいました。
ホールでは、遊びの達人かないっちょのコーナーがありました。
段ボールの箱を積んで「達磨落とし」をしてみたり、チャンバラごっこで盛り上がっていました。
大型積み木や、カプラに取り組める場所もあり、親子でじっくり取り組んでいました。
お相撲の土俵もあったので、子ども同士の取り組み、親子での取り組みが繰り広げられました。
2階の保育室では、静かに日常の幼稚園の遊びを親子でゆったりのんびり味わっていました。
最後は、また全員で集まって、「畑のポルカ」にあわせて踊りました。
年長学年で種植え・苗植えをしてから歌い続けている歌で、何回も歌っているうちに子ども達が踊りを考えだして歌ったり踊ったりしてきました。
その踊りをもとに、親子で自由に踊ってもらいました。
雨でしたが、園の生活を体で感じる楽しい一日となっていたらいいな… 今振り返って思っています。