梅仕事 梅パーティーと梅ジュース屋さん
幼稚園の玄関前にたくさんの梅の木があります。今年は、雨や風の影響なのか早くから、たくさんの小さな梅の実が落ちていました。子ども達は、それを拾い集めては持ってきていました。
あお組しろ組の子ども達は昨年の年長さんが梅ジュース屋さんを開いてくれたことをよく覚えていて、やりたいなぁーと思っているようです。
先生たちも、梅の成り具合や大きさを見ながらとる時期を考えていました。
6/ 4(火) あお組しろ組それぞれ担当の場所を決めて、玄関前の梅の実を収穫しました。みんなで上を見上げて、一生懸命梅の実を探して、集めました。
梅の実があまりないのではと心配して、前もって先生たちが大学中の梅の実を集めておいてくれたので、それも一緒に洗いました。ヘタをとった後は、冷凍しておきました。
6/14(金) 冷凍しておいた梅の実と氷砂糖を層になるように交互に入れて、梅シロップを作ります。スプーンやお玉を使って、慎重に入れていきます。
いっぱいになったら、後は美味しい梅シロップになるのをゆっくり待ちます。
氷砂糖がよく溶けるように、たまに瓶を揺すります。だんだん梅のエキスが出てきて、シロップに色が付いてきました。
氷砂糖が全部溶けた頃合いをみて、梅の実を取り出します。シロップと梅の実に分けて、梅の実の果肉を集めていきます。これで、梅ジャムを作ります。
準備は整いましたが、梅パーティーはプール遊びのない日にゆっくりと行うことにしました。
7/5(金)待ちに待った梅パーティーをする日になりました。あお組しろ組一緒にパーティーの準備をします。看板を貼ったり、机を並べたり、道具を揃えたりみんなで行いました。
さあ、お店屋さんになる子は、バンダナや三角巾を被ります。なんか断然お店屋さんらしくなりました。役割もしっかりと決めました。
他の子たちは、お客さんです。トレーに自分のコップとお皿をのせます。
お皿にクラッカーを3枚のせてもらい、好きなだけ梅ジャムをもらいます。
次に、梅シロップをコップに入れてもらい、冷たいお水を足します。最後に、ストローをもらって、好きな席に座っていただきます。
人気はテラス席です。園庭を眺めながら、ゆっくりと味わって食べていました。
途中で、お店屋さんを交代して、お店屋さんとお客さんの両方とも楽しみました。
すぐにでも、小さい組さんも呼びたいと思う年長さんでした。梅パーティーは、大成功!!とても楽しい一日でした。
さて、梅ジュース屋さんはいつやるのか?子ども達よりも先生達の頭を悩ませました。プールがない日じゃないと、みんなを招待することはできないのです。うーん‥‥ありました!7月11日(木)この日に決定です。
急いで、看板作りや飾り付けの輪飾りを作ったり、チケットを描いたり切ったりと大忙しです。
前日、2階へ上がる階段に、梅ジュース屋さんの看板がかけられたり、輪飾りが付けられたりと準備が進んでいるようです。あお組はもも組とすみれ組に、しろ組はあか組とき組にチケットとお手紙を届けに行きました。
梅ジュース屋さん当日、「早く梅ジュース屋さんに行きたいなぁ」などの声が聞こえてきます。
年長さんの部屋では、机を並べたり、テーブルクロスをかけたりと準備を進めています。
役割を決め、それぞれの仕事を確認して、あとはお客さんを待つばかりです。
まずやって来たのは、すみれ組さん。普段は2階には行かれないのですが、今日はみんな一緒に一列に並んで行きます。
ちょっと緊張気味にチケットを渡すと、スタンプを押してもらって、進んできます。紙コップに梅シロップとお水を入れてもらうと梅ジュースになります。テラス席に案内してもらって飲みました。「おいし〜!」「ちょっとすっぱい!」「お家の梅ジュースと一緒!」
順番に小さい組がやって来て、合間にお店の人達も休憩タイムで梅ジュースを飲んだり、のんびりとした雰囲気で梅ジュース屋さんをそれぞれに楽しんでいたようです。
帰り際には、お土産が準備されていて、折り紙などで作ったものを1つずつもらいました。部屋に戻った子ども達は、大事そうにチケットとお土産をカバンの中にしまっていました。
あお組さんしろ組さん、美味しい梅ジュースと楽しいひと時をありがとうございました♪